本日19時から藤井青銅「ラジオな日々」復刊プロジェクトのクラウドファンディングが始まります。

店主の思い出の1冊なんです。
双子のライオン堂店主 2025.05.23
誰でも

こんにちは。百年残る本屋へ、双子のライオン堂の店主の竹田です。

本日、このあと19時から藤井青銅「ラジオな日々」復刊プロジェクトのクラウドファンディングが始まります。

どうぞ、一緒に盛り上げてください!

まずは、下記のリンクから支援サイトへ行って騙されたと思って支援してください。

あ、本日の19時前にクラファンサイトへ行くとまだ支援ができないんです。ごめんなさい!

さて、今日このプロジェクトを知った方もいると思いますので、少し整理します。

ラジオの放送作家で今はオードリーのオールナイトニッポンを担当し、柳家花緑さんの落語を書かれたり、過去にはいっこく堂さんのプロデュースも手がけ、ショートショートで星新一さんに見出され、他にも数えきれない実績のある藤井青銅さんが20年前に発表した青春小説「ラジオな日々」を、双子のライオン堂で復刊します。

単行本の「ラジオな日々」

単行本の「ラジオな日々」


僕が「ラジオな日々」を初めて読んだのは17、8年前だったはず。ラジオが好きな大学生で将来はラジオに関わりたい!放送作家って楽しそう!と思って色々調べたけどなかなか情報がなく、しょんぼりしている時に今はなき渋谷の文教堂の2階で出会いました。

当時、ラジオに関する情報って本当になかったんですよ。特に放送作家って謎の職業で。「ラジオな日々」はそんな放送作家になってみたのはいいけど、何もわからず、大変だけど色んな人と交流しながら主人公が成長していくお話です。なんだかとても羨ましかったんですよね、この主人公が(笑)

結局、就職の時は正面からTBSラジオとニッポン放送を受けて、落ちました。

そして、あれから15年くらいでしょうか。ひょんなことから藤井青銅さんとお仕事する機会に恵まれて。お店で刊行イベントをしていただいたり、自分のラジオ番組にゲストで来ていただいたり、人の出会いって不思議ですね。

ただ、すぐに復刊の話やクラファンの話が立ち上がったわけではないんです。

いちファンの本屋からすると、ずっと「ラジオな日々」を売りたいんですけど、単行本は品切れで文庫化にもなっていないから売れない。

僕としてはあんなに面白い本が文庫になっていないのには訳があるんだろうな、とも思っていて、すぐには聞けなかったんですよね。出版業界も色々ありますからね。

何かのタイミングで、たぶんイベントの中で勢いで「ラジオな日々」は復刊とか文庫化とかしないんですか?うちのお店でしますよ?って言っちゃたんですよね。

そうしたら「僕も復刊したいんだよね」と青銅さんが言ったので、二つ返事でじゃあしましょう!と。

その後、復刊するのにも色々方法があるからと二人で作戦会議をして、その結果、クラウドファンディングをすることになったんです。

どうせクラファンでやるなら、全部読者に見せましょう、と青銅さんがおっしゃったので、クラファンをやることだけ決めて、会議を毎回動画で撮ってYouTubeで流すことにしたんです。

そしたら、初回から反応があって、回数を重ねるごとに思わぬ方向に話が転がって転がって・・・。

クラウドファンディングって、ラジオに似ているところがあるなぁと思います。この話もどこかで。

ここからのお話は、YouTubeでぜーんぶ出ていますので、そちらもご確認ください。

YouTubeの最新動画もこのあと17時から上がります。過去に藤井青銅さんが書いてきた本を全部解説していただいてます。

この動画がちょうど終わる頃に、クラファンサイト「うぶごえ」さんの我々のページに飛んでいただけると支援できるはずです。

どうか、ご支援をお願いします。

あと、明後日の日曜の夜に、クラファンスタート記念の生配信も予定しています。その頃までにどれほどのご支援が集まっているか・・・。

ドキドキします!

それでは、また!

双子のライオン堂店主竹田より

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