<本日開催と明日開催のイベントのお知らせ>

プレミアムフライデー!楽しいイベントがたくさん!
双子のライオン堂店主 2025.09.26
誰でも

<本日開催と明日開催のイベントのお知らせ>

(1)本日開催です。

【聞く連続読書会「昭和50年代文芸を読む」】2025/9/26(金)19:30〜第3回・栗本薫『ぼくらの時代』読書会(スピーカー:円堂都司昭&仲俣暁生)

聞く連続読書会「昭和50年代文芸を読む」を2025年4月17日から全6回で開催しています。

スピーカーに円堂都司昭さんと仲俣暁生さんをお招きし、昭和50年代の小説を読み、当時のカルチャーと現在につながるテーマを考える読書会を行います。

読書会は、スピーカーふたりによる「トークパート(聞くパート)」と、会場およびオンラインでの参加者による「読書会パート」の二部構成で行います。

「聞く」パートでは、課題本の選書理由とお二人がどう読んだかをお話ししていただきます。

後半の「読書会パート」では、現地参加およびオンライン参加の方から感想を募って、感想を共有していきます。

(オンライン参加の方は、チャットへの投稿でも可能です。全ての感想に目を通しますが、読書会内で取り上げられない場合もあります。)

◼︎第3回課題本◼︎

栗本薫『ぼくらの時代』

<企画者円堂さんからメッセージ>

 龍と春樹のW村上がデビューした昭和50年代(1976~85年)は、小説における一つの転換期でした。純文学にもエンタテインメント小説にもロックやマンガなどのサブカルチャーの要素が持ちこまれ、より口語的な表現や新たな一人称文体の模索、性/ジェンダー意識の変化などがみられました。このシリーズ読書会では、そんな転換期を象徴する文芸作品と向きあい、時代背景を探るとともに現代につながるテーマについて話していきたいと思います。

 連続参加だけでなく、興味のある回だけの参加もOK。とりあげる作品は、6人の作家がいずれも30歳以下の時点で書いたデビュー作、あるいは準デビュー作にあたるものばかり。まずは、それぞれの出発点にあった熱やひらめきを感じるところから始めましょう。

◼︎取り上げる作品◼︎

第1回 村上龍『限りなく透明に近いブルー』

第2回 三田誠広『僕って何』 

第3回 栗本薫『ぼくらの時代』 ←ここ

第4回 中沢けい『海を感じる時』

第5回 橋本治『桃尻娘』

第6回 村上春樹『風の歌を聴け』

◼︎当日スケジュール◼︎

・ゲストスピーカーによる「聞くパート」

・参加者を交えた「読書会パート」

・フリートーク

・Q&A

・次回の導入

◼︎プロフィール◼︎

円堂都司昭(えんどう・としあき)

1963年千葉生まれ。文芸・音楽評論家。主な著作に『「謎」の解像度』、『エンタメ小説進化論』、『戦後サブカル年代記』、『ディストピア・フィクション論』、『ポスト・ディストピア論』、『物語考 異様な者とのキス』、『坂本龍一語録』など。

仲俣暁生(なかまた・あきお)

1964年東京生まれ。文芸評論家、大学教員。出版レーベル「破船房」を2023年から主宰。主な著作に『ポスト・ムラカミの日本文学』『極西文学論』『失われた「文学」を求めて【文芸時評篇】』『橋本治「再読」ノート』『一九八三年の廃墟と橋本治』など。

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日時:2025/9/26(金)19:30〜21:00(途中参加、退場OK)

会場:双子のライオン堂&オンライン

参加費:会場チケット:2000円/オンラインチケット:1500円

定員:会場チケット6人程度/オンラインチケット無制限

企画:双子のライオン堂

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(2)明日開催です。

【店舗&オンライン】2025/9/27(土)15:30〜『ディスクロニアの鳩時計』重版記念トークイベント「虚構と真実の境界線」ゲスト:海猫沢めろん×三宅陽一郎

*会場チケットとオンラインチケットがあります。

*2週間アーカイブ配信を視聴いただけます。(チケットは開催前に購入ください)

小説家の海猫沢めろんさんと、作家でゲームAI開発者、工学博士の三宅陽一郎さんをお迎えし、トークイベントを開催します。

AIが小説や絵を生み出し、SNSでは「本当」と「嘘」が入り混じり、毎日があっという間に過ぎていく。

そんな世界で、「時間ってそもそも何?」「現実と虚構ってどう区別できるの?」――ふだんあまり考えないけれど、実は誰もが感じている不思議な疑問が浮かんできます。

小説家・海猫沢めろんさんの新刊『ディスクロニアの鳩時計』は、まさにそうした問いに真正面から挑んだ物語。10年の連載を経て生まれた長編小説です。

今回のトークイベントでは、AI研究者であり哲学にも深い造詣をもつ三宅陽一郎さんをゲストに迎え、

・AIが生み出す物語と、人間が紡ぐ物語はどこが違うのか

・「時間」をどう感じるかで、私たちの生き方は変わるのか

・現実と虚構のあいだにある“グレーゾーン”をどう生きるのか

といったテーマを、自由に語り合います。

むずかしい専門知識がなくても大丈夫。

小説や哲学に興味がある方はもちろん、「AIがつくる未来」が気になっている方にも楽しんでいただけるトークです。

◆プロフィール◆

三宅陽一郎(みやけ よういちろう)

ゲームAI研究者、1975年生まれ。博士(工学,東京大学)。 立教大学大学院人工知能科学研究所特任教授 『人工知能のための哲学塾』『人工知能が「生命」となるとき』 『人工知能のうしろから世界をのぞいてみる』など著書多数。

海猫沢めろん(うみねこざわ・めろん)

1975年生まれ。小説、随筆家。『愛についての感じ』(講談社)、『キッズファイヤー・ドットコム』(講談社)で野間新人賞候補。同作で熊日文学賞受賞。近刊は『海猫沢めろん随筆傑作選 生活』(河出書房)など。出版レーベル「泡影社」主宰。

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日時:2025/9/27(水)15:30〜 17:00(途中参加、退場OK)

会場:双子のライオン堂&オンライン

参加費:観覧チケット:2000円/オンラインチケット:1500円

企画:双子のライオン堂

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※キャンセルの際はご連絡をお願い致します。(開催時刻の24時間前からキャンセル料は返金できません)

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